オデュッセイア 本のおすすめ | オデュッセイア 翻訳本 チョン・ビョンヒとキム・ギヨン 全訳 入門書の比較と選び方
オデュッセイアの本を選ぶときは、最初の一文で目的を切り分けることが順序です。叙事詩の原典を訳した翻訳本が必要なのか、それとも物語の流れをまず散文で把握する入門書が必要なのかが決まってから、残りの比較がついてきます。
この区別が先である理由は、二種類の本が互いに代替関係にないからです。ホメロスのオデュッセイアは第1巻から第24巻まで続く独立した叙事詩であり、翻訳本と翻案版は同じ物語をまったく異なる形で収めています。
| 区分 | チョン・ビョンヒ訳 『オデュッセイア』 | キム・ギヨン訳 『オデュッセイア』 | トゥルセッキム 『オデュッセイア』 |
|---|---|---|---|
| 性格 | 叙事詩翻訳本 | 原典翻訳の単巻 | 散文翻案の入門書 |
| 出版社 | スプ | ミンウムサ | トゥルセッキム |
| ISBN | 9788991290150 | 9788937470219 | 9788961671804 |
| こんな目的に | 叙事詩の文章そのものを読みたいとき | 翻訳本を一冊の単行本として読みたいとき | あらすじの流れから軽く把握したいとき |
チョン・ビョンヒ版、書誌情報が最も明確な翻訳本
チョン・ビョンヒ訳 『オデュッセイア』はスプから出た叙事詩翻訳本で、書店の書誌情報に訳者チョン・ビョンヒとISBN 9788991290150が併記された版です。散文に書き直した翻案版ではなく、叙事詩の翻訳本を探す読者にとって基準点となる選択肢です。
ただし、注釈の構成や翻訳範囲の細部、文体の難易度まで書誌情報だけで断定することはできません。どの文章がより読みやすいかは、プレビューや書店で本文の一部を直接読んでから判断するのが最も確実です。
トゥルセッキム版は翻訳ではなく翻案です
トゥルセッキムから出た 『オデュッセイア』(ISBN 9788961671804)は24巻のエピソードの順序に沿っていますが、読みやすい散文として再構成した翻案の性格を持つ本として紹介されています。叙事詩の原典を訳した翻訳本ではなく、物語の流れを先に把握させてくれる入門書です。
この区別が実際の選択で重要です。第9巻のキュクロープスのエピソードのように、原典の各巻の叙述まで経験したいなら、翻案版では目的が満たされません。逆に初めて叙事詩に触れる段階なら散文形式のほうが負担が少なく、その後の翻訳本に進む足がかりになります。
だからこそ、この二つの類型は代替関係ではなく順序関係として見るのがよいでしょう。流れを先に把握したいならトゥルセッキム版から始め、深く読みたくなった瞬間にチョン・ビョンヒ版やキム・ギヨン版のような翻訳本へ移る方式です。
購入前にこの順序で確認してください
第一に、目的を決めます。原典翻訳か、散文入門書か。第二に、候補の訳者・出版社・ISBNを書誌情報で照合します。「オデュッセイア」と「オデュッセイア」は表記上ほぼ同じに見えても書誌上はまったく異なる版なので、ISBNで区別するのが最も安全です。
三つ目に、目次が原典の24巻構成に従っているかを確認することです。翻訳の範囲や注釈の構成といった細部は書誌レコードだけでは確定できないので、プレビューで本文の一部を実際に読んでから判断するのが望ましいでしょう。
版を決めたら、物語の大きな流れを先にざっと押さえておくと読みが格段に楽になります。出来事の順序が気になるならオデュッセイアのあらすじまとめを、登場人物の名前が紛らわしいならギリシャ神話の登場人物の名前一覧も併せて参考にしてください。
FAQ
Q. チョン・ビョンヒ版とキム・ギヨン版はどう違い、何を基準に選べばよいですか?
A. チョン・ビョンヒ版はスプ(ISBN 9788991290150)、キム・ギヨン版はミンウムサ(ISBN 9788937470219、2022年の紙の書籍)から出た、訳者の異なる原典翻訳です。どちらの版も書誌情報だけでは文体や注釈の優劣を断定できないため、同じ箇所をプレビューで直接読み比べ、文章が読みやすいほうを選べばよいでしょう。
Q. 入門書から始めてもよいですか?
A. 物語の流れを先に把握することが目的なら、24巻のエピソードの順序に沿った散文翻案版(トゥルセッキム、ISBN 9788961671804)が負担が少ないです。その後、叙事詩の文章そのものを読みたくなったときに、チョン・ビョンヒ版やキム・ギヨン版のような翻訳本へ移る順序が自然です。登場人物の関係を先に整理したいなら、ギリシャ神話の登場人物の名前一覧が役立ちます。
まとめ
オデュッセイアの本選びの核心は、翻訳本と翻案入門書をISBNで区別することです。チョン・ビョンヒ訳スプ版とキム・ギヨン訳ミンウムサ版は翻訳本の選択肢であり、トゥルセッキム版は散文入門の基準点です。
オデュッセイアが叙事詩の伝統の中でどこに位置するのか気になるなら叙事詩を読む順序を、神話の本全般を併せて選びたいならギリシャ・ローマ神話の本の選び方が続けて役立ちます。