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トロイの所在地・遺跡 | トルコのトロイ遺跡マップ確認

マップでトロイを探す際の基準となるのは、トルコのヒサルルク(Hisarlik)にあるユネスコ世界遺産 Archaeological Site of Troy です。ユネスコの公式マップはこの遺跡の座標を北緯39度57分23.184秒、東経26度14分20.688秒として示しているため、緯度・経度をそのまま入力すれば遺跡の場所をすぐに確認できます。

ただし「トロイの所在地」という検索語には、2004年の映画トロイの撮影場所まで混ざって現れることがあります。確認できる制作記録や報道は、マルタとメキシコに設けられたセットと撮影地を指しており、ユネスコが登録したこの遺跡は考古学遺産を対象としたものであるため、映画の撮影地と同じ概念として一括りにするのは難しいです。この2つを分けて確認していきます。

ユネスコのマップで確認するトルコのトロイ遺跡の座標

ユネスコの世界遺産リストには、トルコ(Türkiye)の Archaeological Site of Troy が個別の遺産として登録されています。マップでトロイ遺跡の位置を確認する際に最も確実な方法は、座標の入力です。N39 57 23.184, E26 14 20.688 を地図サービスにそのまま入力すれば、地名表記や検索語が揺らいでも同じ地点を指すことになります。

この座標が指す場所は、ヒサルルク地域の遺跡です。トロイ戦争という物語の舞台と実際の考古学遺跡の関係が気になる場合は、トロイ戦争の歴史と神話で物語側の文脈も併せてご覧になるのがおすすめです。

映画トロイの撮影はマルタのセットとメキシコで行われた

VFX制作会社MPCのトロイ制作資料は、古代都市の一本の街路規模の実物大セットがマルタ(Malta)に建設されたと記録しています。同じ資料は、シーンに使われたplate elementsがメキシコで撮影されたことも明らかにしています。つまり、映画の中のトロイの物理的な舞台は一つの場所に集まっていなかったのです。

マルタのメディアであるマルタ・インディペンデントの報道は、この区別をさらに具体的に示しています。リカソリ(Ricasoli)とメリエハ、ゴールデン・サンズ、リヴィエラ、コミノ島を撮影関連の場所として紹介しながらも、映画のトロイの外壁はメキシコで建設・撮影されたと別に説明しています。セットはマルタ、外壁と一部シーンのソースはメキシコに分かれていたわけです。

そのため、映画トロイの撮影場所をマップで探す際は、マルタとメキシコ側の記録を参考にするとよいでしょう。撮影地の詳細が気になる場合は映画トロイの撮影地情報から、撮影地全般を広く概観したい場合は映画撮影地まとめへと続けてご覧いただけます。

遺跡と撮影地、目的によって変わる基準

考古学遺跡を直接見ることが目的であれば、行き先は座標が指すトルコのヒサルルクにあるユネスコ遺跡です。

一方、映画制作の痕跡を探すことが目的であれば、マルタのセットや撮影場所が対象となります。ただし、当時のセットが現在まで残っているかどうかは確認された情報がありません。

よくある質問

映画トロイの撮影にトルコの遺跡が使われましたか?

制作記録や報道で確認できる撮影の舞台は、マルタの一本の街路規模のセットと、メキシコでのplate撮影・外壁セットです。トルコの遺跡が撮影に使われたという記録は確認されておらず、ユネスコによるこの遺産の登録も考古学遺跡を対象としたものです。

マルタに建てられたトロイのセットは今も残っていますか?

セットの現在の残存状況については確認された根拠がなく、断定は難しいです。