トロイ 映画情報 | 原作あらすじ 登場人物 出演者を確認
2004年に公開された映画『トロイ(Troy)』は、ワーナー・ブラザースが配給し、ヴォルフガング・ペーターゼンが監督した作品です。脚本はデヴィッド・ベニオフが担当し、トロイ戦争神話の全体を2時間あまりの一本の映画に圧縮して見せています。
この記事では、公式に確認された出演者、映画が実際に描く出来事の順序、そして結末までを整理しました。結末が気にならない方は、下の結末の段落だけ読み飛ばしてお読みください。原作であるホメロスの『イリアス』と重なる部分と異なる部分についても、後ほど別にご説明します。
| 配給 | ワーナー・ブラザース |
|---|---|
| 公開年 | 2004年 |
| 監督 | ヴォルフガング・ペーターゼン |
| 脚本 | デヴィッド・ベニオフ |
| 上映時間 | 劇場版 約163分 / ディレクターズカット版 約196分 |
公式に確認された出演者
ワーナー・ブラザースの公式ページには、合計六つの配役が確認されています。アキレウスはブラッド・ピット、ヘクトルはエリック・バナ、パリスはオーランド・ブルーム、ヘレネはダイアン・クルーガーが演じます。ギリシャ連合軍を率いるアガメムノンはブライアン・コックス、知略家オデュッセウスはショーン・ビーンが演じています。
この六つの配役は、すべて2004年のこの映画一本のキャスティング情報です。同じ名前の人物が神話の中でどのような別の物語を持っているのかは、映画の配役だけではすべて分からないので、人物ごとのより深い話が気になる方は、下で別にご案内します。
映画はどのような順序で出来事を見せていくのか
映画は、パリスとヘレネがスパルタでの和平会談の中で互いに惹かれ合い、パリスがヘレネを自分の船に乗せて共にトロイへ旅立つ場面から始まります。ここで注目すべき点があります。この場面は、誰かがヘレネを無理やり捕らえて連れ去る略奪ではなく、二人が共に旅立つことを決めた関係として描かれているという点です。
この出来事が、スパルタの王でありヘレネの夫であるメネラオスを刺激し、その兄であるアガメムノンがギリシャ各地の軍を集めてトロイ遠征に向かいます。その後、映画はアキレウスの参戦と活躍、そしてヘクトルとの正面対決を戦争の核心的な軸として展開していきます。アメリカ映画協会(AFI)カタログの公式シノプシスも、アキレウスの遠征とヘクトルとの対決、パリスが置かれた戦争の状況をこの映画の核心的な出来事として要約しています。
結末:木馬とアキレウスの最期(ネタバレ)
ギリシャ軍は巨大な木馬を城門の前に残して撤退したふりをします。トロイの人々がこれを平和の贈り物と考えて城内に引き入れると、夜になって木馬の中に隠れていたギリシャの兵士たちが飛び出し、城門を開いて残りの軍勢を引き入れ、都市を陥落させます。
この混乱の中で、アキレウスはヘクトルの死への復讐心を抱いたパリスが放った矢に当たります。最初の矢が踵に刺さり、続いてさらに数本が体に突き刺さり、ついに息を引き取ります。都市が崩壊する混乱の中で、パリスは生き残った人々を率いて山道を通ってトロイを脱出する姿として描かれ、ヘレネも彼と共に都市を後にする形で物語が締めくくられます。
原作『イリアス』とはどこまで同じで、どこから違うのか
ここで原作との関係を確認しておく必要があります。ホメロスの『イリアス』は、10年に及ぶトロイ戦争の全体ではなく、アキレウスの怒りから始まりヘクトルの死とその葬儀で終わる、戦争後半の短い一時期だけを扱います。この部分は、映画の中のヘクトルとの対決という軸と出来事の根が同じです。
一方、映画の結末を構成する木馬とトロイ陥落、そしてその状況で起こるアキレウスの死は、『イリアス』の本文には登場しません。『イリアス』はヘクトルの葬儀で物語を結ぶため、木馬もアキレウスの最期も叙事詩の中にはありません。映画はこの後日譚を、トロイ戦争をめぐるより広い神話の伝承から取り込み、一つの結末としてつなぎ合わせた脚色だと理解すれば正確です。
パリスとヘレネが互いに恋に落ちて共に旅立つというこの映画の設定も同様です。原作の神話伝承には、これよりも強制的な形で伝えられる版本もありますが、この映画が二人の関係をどのような感情で描いたのかは、上でご説明した通り自発的な愛情関係の側です。
混同しやすい名前たち
「トロイ」という名前は、この2004年の映画だけでなく、ドラマトロイ: 王国の滅亡、そして実際の考古学遺跡であるトロイまで、複数のコンテンツに共に使われています。今お探しなのがこの映画で正しい場合は、下のリンクから続く情報が役立つでしょう。
出演者一人ひとりの配役と関係をより詳しく見たい方はトロイ 出演者 登場人物で、今この映画をどこで再視聴できるかはトロイ OTT 再視聴で確認できます。鑑賞後、他の人々の評価が気になる方はトロイ 感想 評価 レビューも併せてご覧になるのがおすすめです。
より広く続けて読むとよい物語
映画が扱う出来事がトロイ戦争神話全体の中でどのあたりに位置するのか、そして他の神々と英雄たちの物語がどのように絡み合っているのかが気になる方は、ギリシャローマ神話のあらすじ物語で、人物関係と読む順序を併せて確認してみてください。